皮膚科・形成外科

皮膚がん

皮膚の細胞が遺伝子レベルで異常に分化して増えてしまうことで腫瘍が広がっていくタイプの皮膚腫瘍を皮膚悪性腫瘍と分類します。紫外線や外傷の影響で起こりやすくなりますが、加齢とともに生じる皮膚がんもあります。月単位で大きくなるものや、形が不正なもの、色の濃さが不正なもの、皮膚がグジュグジュするもの、赤く広がってカサカサしているものや、すぐに血が出るものなどは注意が必要です。生検と言って、腫瘍を一部採取して病理検査を行い診断を行うことで診断します。治療は腫瘍を広めに切除しなければならず、転移の可能性はある場合はリンパ節や他の組織を広く切除することもあります。
 皮膚悪性腫瘍の場合、全身的な検査や全身麻酔による手術が必要になる場合は、大学病院やがんセンターに紹介させていただきます。